ハンターカブで不満な点はさほど多くはないのですが、ギアポジションがわからないというのは不満点のひとつとして挙げられると思います。実際購入前に見ていたレビューでもこの点を挙げている方はかなりいらっしゃいました。
自分としてもそれは懸念点の一つだったため、TAKEGAWAのマルチDNメーターに納車時に変えてもらったのですが、残念ながらギアポジションの表示に関しては満足いく動作とはならず、ギアポジションインジケーターを別途取り付けることにしました。
選択肢としてはその時点で、以下の2つがありました。
AIpro ハンターカブ CT125 JA55 専用 APH9-SP 感応式 シフトインジケーター ギアポジション
プロテック シフトポジションインジケーター車種専用キット ギアセンサー付 CT125ハンターカブ 11408 SPI-JA55
ほぼ同様の製品ですが、表示部分が一回り小さかったのとお値段がちょっと安かったのでAIproさんの製品を購入しました。
取り付けはどうしようかなぁとディーラーに相談してみたところ、「持ち込みパーツの取り付けはちょっと・・・」とすげなくフラれてしまったので、自分で取り付けを行うことにしました。
取り付け自体はカプラーオンでそんなに難易度は高くないです。外装を外す方がよっぽど面倒でした。注意点があるとすればフロントスプロケットカバーを外して付いているポジションセンサーを外す際に、内側のセンサーピンがスプリングが入っているので勢いよく抜いてしまうとピンが飛んでってしまうことがあります。これを失くしてしまうと一大事なので、ポジションセンサーはゆっくりゆっくり引き抜いたほうが無難です。あとは製品の方のポジションセンサーを代わりに装着し、取説通りにカプラーや端子を差し込むだけで意外と作業としては簡単でした。
元々付いていたポジションセンサーにはニュートラルの位置にしか接点がないのですが、製品の方には5つの接点がありギアチェンジするたびにピンの位置が回転してそこで接触している接点によってどのギアポジションなのかを感知する仕組みみたいです。ここ削っても大したコストダウンにはならんだろうにどうして省いたんだHONDAさん・・・
表示部分はETCステーみたいなのをメーターのネジに共締めして台座とし、メーターの左横に出るようにしてそこに両面テープで固定しました。
実際使ってみた感想としては、晴天時でも視認性に全く問題はなくはっきり見えます。ギアポジションがわからないというのが結構細かいストレスだったんだなぁと付けてみて改めて思いました。