自分の読書遍歴を語るには欠かせない作家さんをご紹介します。
第2弾はトム・クランシー
ご存じの方は多いと思いますが、アメリカの大ベストセラー作家です。
映画化された作品も数多く、スピンオフ的に制作されたゲームも大ヒットというテクノスリラーの巨匠です。
大学時代にかわぐちかいじさんの「沈黙の艦隊」を読んでいて、潜水艦が出てくる小説はないものかと書店をうろうろしていたら、たまたま表紙に潜水艦のイラストが描かれていた「レッド・オクトーバーを追え」を手にしたのが彼の作品と出会ったきっかけでした。後に映画化もされた作品で彼のデビュー作でもあります。映画でショーン・コネリーの演じるラミウス艦長がまたかっこいいんだこれが。
CIAの情報分析官だったジャック・ライアンが成り上がっていき、最終的にはアメリカ大統領になってしまうというアメリカのエンターテイメントの真骨頂といえる「ジャック・ライアン」シリーズや、そのスピンオフ的作品でCIA工作員のジョン・クラークを描いた「容赦なく」や、後にスピンオフ的にゲーム化され、大ヒットした「レインボーシックス」など、読み応えのある作品が数多くあります。
残念なことに作者は2013年に亡くなられたため、もう新作が読めないのがとても残念です。
現時点でkindleで翻訳版が出ているのが、スティーヴ・ピチェニックとの共著となっている「オプ・センター」シリーズの作品だけなので、権利関係難しいんでしょうがAmazonには是非頑張っていただいて、過去の作品も翻訳版は全部kindle化してほしいと切に願っております。もう買いなおそうにも翻訳版は絶版になってるのが多すぎるんだよぉ・・・orz